【はじめに】

インビザラインは透明なマウスピースを使用した歯列矯正治療方法として人気がありますが、気になるのは「インビザラインをして後悔した人はいるのか？」という点です。また、「治療がうまく進んでいない気がする」「歯が思ったように動いていない」と感じる人もいます。インビザラインに失敗とはあるのでしょうか。そこで、本記事では広島市南区宇品の歯医者、木村歯科医院がインビザラインの特徴について解説した後、失敗や治療がうまく進まないケースについて解説いたします。

【インビザラインの失敗とは】

インビザラインの治療においては、患者の協力度や歯の状態など様々な要素が治療結果に影響を与えます。失敗例としては、以下のようなケースがあります。
1. 予想以上に時間がかかった：治療期間が予想以上に長引いたり、予定通りの結果が得られなかったりする場合があります。そのような場合に、患者さんの治療への満足度が下がり失敗ととらえられる場合があります。
2. 歯の動きが十分でない：歯の動きが思ったように進まず、理想の歯並びが得られない場合があります。特に、装置によって歯を動かしたがために、歯の真ん中（正中）が上下で合わず、歯並びの改善が不十分であると感じられる可能性があります。
3. 咬み合わせの問題が解消されない：咬み合わせの問題が完全に解消されず、噛み合わせに違和感を感じる場合があります。見た目が改善し、審美性が向上しても噛み合わせの部分で違和感を感じると、マウスピース矯正が失敗だったと考えてしまう場合があります。
4.歯根が露出してしまった：矯正によって無理な力をかけることで、歯根が露出してしまう場合があります。
5.口腔状態が悪化した：インビザラインを始めたことで口腔内の清潔が保てなくなり、虫歯ができてしまったり、歯周病が悪化したりなどが起こる場合があります。マウスピースの洗浄や、日常の口腔ケアに力を入れる必要があります。

以上五つのような状況に陥った場合に、インビザラインをしていても「失敗」と感じてしまうケースでしょう。ではなぜそのような状況が起こるのでしょうか。

 

【治療がうまく進まない理由】

治療がうまく進まないケースには、以下のような要因が考えられます。
1. 適切にマウスピースを装着できていない：マウスピースの装着やケア、定期的な歯科医師の診察やフォローアップにおける患者さんの理解が不十分な場合、治療の進行に支障をきたすことがあります。マウスピースの装着時間に関しては一日に20～22時間以上装着することが推奨されています。
2. 歯の状態の制約：歯の状態や歯列の複雑さによっては、インビザラインによる矯正が適切ではない場合があります。歯科医師の適切な診断が重要になります。

 

【失敗を防ぐためのポイント】

インビザラインの治療がうまく進むためには、以下のポイントに注意しましょう。
1.矯正したい箇所や、希望の共有：治療前に歯科医師との十分なカウンセリングを行い、自身の希望や目標、治療に対する期待を共有しましょう。また、歯の状態や咬み合わせの問題などを適切に診断してもらい、治療計画を確立しましょう。
2. 歯科医師の経験と専門知識をみて選ぶ：信頼できる経験豊富な歯科医師を選びましょう。豊富な経験と専門知識を持つ歯科医師は、治療のプランニングや問題解決においてより適切なアドバイスや調整を行ってくれます。
・期間はどのくらいかかるのか
・効果はどのくらいあるのか。
・抜歯が必要なのか
などをしっかりと確認して、不安点を解明してから治療をはじめましょう。木村歯科医院はインビザラインの経験と実績と豊富に持つインビザラインダイヤモンドプロバイダーです。
3. マウスピースの適切な装着とケア：治療期間中は、マウスピースの適切な装着やケア、定期的な歯科医師の診察やフォローアップに積極的に協力しましょう。正確な指示に従うことで、治療の効果を最大限に引き出すことができます。
4.口腔内の適切なケア：マウスピースによって口腔内の清潔が保たれにくくなる可能性があります。
5. 治療経過の確認と相談：治療期間中は、定期的な診察を受けて治療の経過を確認しましょう。治療の進行や予想される結果について歯科医師とのコミュニケーションを大切にし、必要に応じて相談や調整を行いましょう。

 

【まとめ】

インビザラインの治療において、失敗や治療がうまく進まないケースもありますが、適切なカウンセリング、信頼できる歯科医師との協力、適切なケアなどを行うことで、成功に近づける可能性があります。重要なのは患者さんと歯科医師とのコミュニケーションです。広島市南区宇品の歯医者、木村歯科医院では患者さんとのコミュニケーションを大切にしながらインビザライン矯正治療を行っております。ぜひ一度ご来院ください。無料の矯正相談も承っております。